寝違え
寝違えについて
寝違えは、時間の経過とともに徐々に症状は軽減することも多いですが、接骨院の受診をお勧めする理由が2つあります。
- 適切に早く処置することで早期改善につながります
- 寝違えになる要因として考えられる慢性的な肩こりや猫背を改善することで、寝違えを繰り返しにくい体づくりが出来ます
寝違えの主な症状
首の痛み
首だけでなく肩や背中まで痛みが広がることがあります
炎症が起こる
筋疲労による寝違えの場合、炎症により患部に熱感や強い痛みを伴うことがあります
動作が制限される
- 上を向きづらい
- 横を向きづらい
- 頭を横に倒せない
など
寝違えの応急処置
よく安静にしてアイシングと聞きますが、温めるか冷やすかの判断ポイントは、患部に熱感が有るか無いかです。
患部に熱感がある
庭木の剪定などの重労働やスポーツによる「筋疲労」で、首まわりの筋肉に炎症が起こり、患部に熱感やズキズキする強い痛みなどが出ます。
患部に熱感がある場合の応急処置
- できるだけ首を動かさず安静にする
- 氷を入れたアイスバックかビニール袋で
- 30分ほど冷やす
- マッサージやストレッチはNG
※ 軽い炎症では熱感を感じにくいことがあります
患部に熱感がない
ストレスや疲れ、不良姿勢、寝具が合っていないなどで、筋肉が硬くなり「血行不良」を起こして痛みが出ます。
患部に熱感がない場合の応急処置
- 肩まわりなどを痛みがない範囲で動かして血行を促進させる
※ 温めて血行を促進させることもお勧めですが、熱感の有無の判断を誤って応急処置をすると、かえって悪化することもありますので、早めにご来院いただいた方が早い改善に繋がります。
寝違えの原因
寝違えのメカニズムはまだ完全には解明されていませんが、次の要因が影響していると考えられます。
寝違えの原因となること
- ストレス
- 筋疲労
- 枕などの寝具が身体に合っていない
- ソファや床の上などで寝ていた
- 運動不足
- お酒の飲みすぎ
- 慢性的な肩こり
- 日常の不良姿勢 (デスクワークやスマホの長時間使用)
- クーラーなどでの冷え など
これらの要因により、首まわりの筋肉が「筋疲労」や「血行不良」を起こします。
また、本来は血行が悪くならないよう無意識のうちに何度も寝返りをしますが、これらの要因で寝返りが少なくなるため、更に首まわりの筋肉に負担がかかり寝違えを起こしやすくなります。
うしお接骨院の寝違え施術
寝違えは、「とにかく痛みが辛い!」という方が多いです。
当院では、TNブレインやコンピューター骨格矯正で姿勢バランスを施術して痛みが改善しやすい状態に整えます。その後、痛みの緩和に即効性が高いハイボルト機器を用いて、手技では難しいとされる深部の筋肉や靭帯まで改善を図ります。
※ お身体の状態に合わせて施術内容は変わります。
疾患の可能性がある症状
寝違えに似た症状がみられる疾患に、頚椎椎間板ヘルニア・頚椎症性神経根症・感染・腫瘍などがあります。
下記の症状は医療機関を受診することをお勧めします。
- 激痛や腕から手にかけて強いしびれ
- 発熱症状がある
- 首を動かすと手や足に痛みを感じる
- 時間が経っても痛みが変わらない、または悪化していく